NHKは集団的自衛権報道で首相官邸に「土下座」したのか~BBCとの違いは

2014-07-12

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 1946年、BBCの日本語部長に就任したトレーバー・レゲットは、上司である極東局長ジョン・モリスに尋ねたことがある。「もし、外務省が電話をかけてきて、あのことについてはいっさい放送してはならないとか、このことをぜひ優先的に扱ってくれ、とかいってきたら、私はどうすればよいのか」。
 モリスは「ご忠告どうもありがとう。しかし、まったく自主的に、自分の判断に従ってやらせていただく、と言えばいい」と答えた。政府の干渉をひそかに恐れていたレゲットは納得せず、さらに「それでもしつこく要求されたら?」とたたみかける。
 するとモリスは次のように言ったという。
 「そしたら、君は机に坐って辞表を書く。ぼくも辞表を書く。会長から給仕まで、BBCの全職員が辞表を書くのだ」と。
 
 7月11日発売の週刊誌「フライデー」が、「国谷キャスターは涙した 安倍官邸がNHKを"土下座"させた一部始終」と題した記事を掲載した。その波紋がインターネット上で広がっている(たとえば→こちら)。BBCのレゲットのエピソードとなんと異なることか。

 NHKにも気骨あるジャーナリストは少なくない。記事はにわかに信じられないが・・・・・・。もし事実なら、NHKはおしまいです。
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hiroshi

Author:hiroshi
久保谷洋(くぼたに・ひろし)
ジャーナリスト、翻訳家。
元朝日新聞東京社会部記者、元朝日学生新聞社出版担当。タイトルはブログを始めたときの肩書きが「出版担当の役員」だったときにつけたものです。ある程度定着しているので出版担当をやめた後も、そのままにしています。2016年4月~外務省研修所非常勤講師(オランダ語担当)。

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