偽の友(2)~オランダ語のbraafと英語のbrave

2015-08-02

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 昨日に続いて、形は似ているのに意味が違う「偽の友」をもう一つ取り上げます。

 英語のbraveは「勇敢な」という意味ですよね。危険を顧みず、平然と困難な事柄や状況に立ち向かうイメージです。

 これに対して、オランダ語のbraafは、辞書を見ると「従順な」とか「行儀がよい」という訳語が当てられています。悪さをしたり、騒いだりしない子を「お利口さんだね」をほめることがありますね。あの「お利口さん」の感じです。

 例  Ze is een heel braaf meisje. 彼女は本当によい子だ。

 どちらの語も、ギリシャ語のbarbaros(ギリシャ人から見て外国の、野蛮人の)が語源です。英語の意味はなんとなく根っこがつながっているような気がしますが、オランダ語の方はまったく逆ではありませんか。どうしてこんな意味になったのか、ちょっと不思議です。
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hiroshi

Author:hiroshi
久保谷洋(くぼたに・ひろし)
ジャーナリスト、翻訳家。
元朝日新聞東京社会部記者、元朝日学生新聞社出版担当。タイトルはブログを始めたときの肩書きが「出版担当の役員」だったときにつけたものです。ある程度定着しているので出版担当をやめた後も、そのままにしています。2016年4月~外務省研修所非常勤講師(オランダ語担当)。

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