オランダ語「腹を抱えて笑う」再考

2015-08-05

Tag :

 昨日、「くぼみ」「へこみ」を表すdeukという単語を取り上げ、その成句としてWe lagen in de deuk van het lachen.に触れて、その意味を「私たちは腹を抱えて笑った」と説明しました。これについて友人のゴリ先生からコメントをいただいたので、それをきっかけに考え直してみました。

 「腹を抱えて笑う」という訳語は講談社オランダ語辞典に従ったものでした。この訳語では、身を後ろにそらせてワッハハと豪快に笑う姿を連想しますね。
 念のために、定評あるKoenen Woordenboek Nederlans(クーネンオランダ語辞典)を調べてみると、成句の意味をonbedaarlijk moeten lachen(制御不能で笑うのを避けることができない)と説明しています。そうだとすると、がまんできずにクックックッと腹をよじらせて笑うとか、笑い転げるなどの方が日本語の意味としては近いのかもしれません。
スポンサーサイト

テーマ : 外国語学習
ジャンル : 学校・教育

ゴリさんのコメント

なるほど

同じ言葉を聞いてもイメージは違いますね。ましてや異なる文化圏の人とだとより一層でしょうね。面白い♪

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

hiroshi

Author:hiroshi
久保谷洋(くぼたに・ひろし)
ジャーナリスト、翻訳家。
元朝日新聞東京社会部記者、元朝日学生新聞社出版担当。タイトルはブログを始めたときの肩書きが「出版担当の役員」だったときにつけたものです。ある程度定着しているので出版担当をやめた後も、そのままにしています。2016年4月~外務省研修所非常勤講師(オランダ語担当)。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR