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オランダ語を読むための「オランダ語講座」を10月に開講~東京・飯田橋の協学舎で

2015-08-24

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 東京・飯田橋で協学舎・寺子屋しちりんというユニークな塾をやっている友人から、「土曜日の午前中なら教室が開いているからオランダ語講座をやってみませんか」と誘われました。自分にできるだろうか、と少し迷いましたが、苦労して習得した知識を他の人にも伝えるのも意味のあることだろうと考え、協学舎の1講座として10月から「オランダ語を読むための講座」(初級・中級の2コース)をスタートさせることにしました。→講座の詳細はこちら

 新しく始めるオランダ語講座・講習会に「オランダ語をよむための」という枕詞を冠したのには、理由があります。

 私は初歩の段階でオランダ人からオランダ語を習いました。簡単な会話レベルであれば、オランダ人から教えを受けることは可能ですし、それなりの意味もあると思います。しかし、少し複雑なオランダ語――複雑と言っても、オランダの小学生や中学生が読むようなやさしい物語のレベルですが――を読むとなると、あまり助けにはなりませんでした。
 例えば、私は10年ほど前にアムステルダム大学の夏期講習会の中上級クラスで勉強しましたが、読解に関してはテキストで読む範囲を事前に指定され、次の授業で先生が「何か質問はありますか?」と尋ねて、だれも質問しなければそれで終わりといった形で進んでいくのです。ドイツ語や英語、フランス語を母語としている人たちは、文法構造が似ているのでその程度で理解できるのかもしれませんが、日本人の私には(しかも細部にこだわるたちの私には)腑に落ちないことばかりでした。そこで、意を決してオランダ人の先生に質問するのですが、多くの場合、何がわからないのかさえ理解してもらえませんでした。

 これが英語やフランス語であれば、よい文法書や、よい辞書がそろっているので、時間はかかっても自分で徹底的に調べれば一応納得のいく結論が得られます。しかし、オランダ語にはメジャーな外国語で当然そろっているような文法書や辞書はほとんどなきに等しかったのです(最近はそれでも新しい本がいくつか出版され、事態は好転しつつあります)。
 後で振り返ってみると、私の疑問の多くは、ちょっとしたアドバイスさえもらえれば解決するようなたぐいのものでした。「オランダ語を読むための講座」というタイトルにしたのは、私のような苦労を重ねることなく、できるだけ円滑にオランダ語が読めるようになってほしいと願ってのことです。ですから、このオランダ語講座に出席される方は、テキストにわからない箇所があったらどんどん質問してください。どんな些細な疑問でも、誠実に答えながら授業を進めていきたいと思います。

 なお、このオランダ語講座は「読むための」と銘打っていますが、音声を軽視する趣旨ではありません。きちんとしたオランダ語を話したり、書いたりするためには、基本的な文法事項を確認しながら、良質のオランダ語を読み進めることが大切です。オランダ語を話せるようになることを目標される方も、初級コース程度の文法知識をマスターし、ある程度力をつけた上で、ネイティブに会話のレッスンを受けた方が効果があると思います。ネイティブに教わっているが、どうもよくわからないという方も、受講を検討してみてください。
 
  
 
 
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テーマ : 外国語学習
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

hiroshi

Author:hiroshi
久保谷洋(くぼたに・ひろし)
ジャーナリスト、翻訳家。
元朝日新聞東京社会部記者、元朝日学生新聞社出版担当。タイトルはブログを始めたときの肩書きが「出版担当の役員」だったときにつけたものです。ある程度定着しているので出版担当をやめた後も、そのままにしています。2016年4月~外務省研修所非常勤講師(オランダ語担当)。

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