マーイケ・コーレの経歴――「フェリックスの空からみた町」の著者1

2010-12-12

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 私が翻訳した「フェリックスの空からみた町」の著者の1人、マーイケ・コーレ(Maayken Koolen)について書きます。

 版元であるベルギー・クラビス社のサイトによると、コーレは1970年2月5日、オランダ・マーストリヒト近郊の小さな集落に生まれました。1996年、ユトレヒト美術大学彫刻科を卒業。サントベルフ美術大学院で1年ほど学んだ後、アムステルダム作家養成学院に4年間通い、2003年、詩作科を修了しました。

 彼女はアムステルダム北区で5年間、小学校のための美術教育のコーディネーターとして勤務し、7歳から12歳の児童ための体験型ワークショップを開発しました。ワークショップに、モダンアートの作品や制作過程を積極的に利用し、モダンアートを子どもたちの教育に活用することが非常に有用であることを実証しました。子どもたちがワークショップで制作した作品は本当にすばらしいものでした。それは彼女にとっても驚きだったといいます。

 「フェリックスの空からみた町」には、このようなコーレの体験が十二分に生かされています。

 マーイケ・コーレは現在は、夫と2人の子どもとスイスで暮らしています。

 なお、Maayken Koolenの発音ですが、伝統的な方法でカタカナに置き換えると、マーイケン・コーレンとなりますが、実際には、最後のNは発音されないか、発音されても聞き取れないくらい弱い音になります。そこで、マーイケ・コーレと表記することにしました。最近、オランダ語では長母音と短母音の区別も曖昧になってきているので、オランダ人に発音してもらうと、マイケ・コーレと聞こえる場合もあります。

 フェリックスの空からみた町のドイツ語版表紙「フェリックスの空からみた町」はドイツ語にも翻訳され、高い評価を得ています。右はその表紙です。
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hiroshi

Author:hiroshi
久保谷洋(くぼたに・ひろし)
ジャーナリスト、翻訳家。
元朝日新聞東京社会部記者、元朝日学生新聞社出版担当。タイトルはブログを始めたときの肩書きが「出版担当の役員」だったときにつけたものです。ある程度定着しているので出版担当をやめた後も、そのままにしています。2016年4月~外務省研修所非常勤講師(オランダ語担当)。

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